News

『西島大介作品集 くらやみ村のこどもたち』

kurayami_sample.indd

 

西島大介の代表作『すべてがちょっとずつ優しい世界』(講談社)の舞台となった、「くらやみ村」の世界観が一冊の画集になりました。本書は著者の漫画家生活10年を通して初めて刊行する公式画集。描き下ろしイラストレーションや、単行本未収録の幻のマンガ作品、特殊用紙に特殊インクで刷った「すべちょ」の再構成など、盛りだくさんの内容。仕様も細部までこだわって、プレゼントにも最適な豪華な一冊です!

 

 

kurayami_sample.inddkurayami_sample.indd

 

【作品構成】

第一部:作品写真掲載

木材に描かれたドローイングを収録。作品の質感や木目などをそのまま伝える撮影写真の収録。

 

第二部:All those moments will be lost in time EP 他

DJまほうつかいとしてリリースしたEPへの書き下ろし作品を中心に収録。第一部と同様の用紙に、墨とシルバーの2色を使って新しい見せ方で十一点の作品を掲載。

 

第三部:くらやみ村の住人たち

様々なシーンで描かれてきた、くらやみ村の住人たちのドローイングの中から、選りすぐりの作品を十九点収録。第一部、第二部と同様の用紙に墨と、ニュアンスを含んだホワイトの特色で再現。未発表のえんぴつ画も収録。

 

第四部:「すべてがちょっとずつ優しい世界」再構成

くらやみ村の起源でもある、「すべちょ」単行本の中から、著者自らがセレクト・再構成した16ページ。これまでと一転し、手触りの独特なグレーの用紙に、透けの少ない特別な白色を二度重ねて刷ることで、作品世界との境目を明確に再現。

 

第五部:作品解説・著者より

美術評論家の松井みどりによる作品解説と、著者本人によるあとがきを収録。評論家として精力的に活動している松井が、著者のデビューからの作品傾向の変遷や、「すべちょ」、「くらやみ村」の現代アートとしての捉え方などを解説。著者本人からは、「くらやみ村」への想いを届けるテキストを収録。

 

第六部:あたらしいうた

単行本未収録のマンガ作品16ページ。つい最近発売したばかりの、発色の良い蛍光ピンクの用紙に、透過性の低い特別インク(ブルー)を使って再現。紙そのもののインパクトと、マンガ作品の芸術性がよく現われる、本書を締めくくるにふさわしい作品。

 

 

西島大介

『西島大介作品集 くらやみ村のこどもたち』

■発売:宝島社

■定価:2700円+税

 

 

西島大介(にしじま・だいすけ)

1974年東京都生まれ、広島県在住。

2004年に描き下ろし長編コミック『凹村戦争』でデビュー。同作は平成16年度第8回文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品となり、またこの年の星雲賞アート部門を受賞。代表作に『世界の終わりの魔法使い』、『ディエンビエンフー』などがある。2012年に刊行した『すべてがちょっとずつ優しい世界』で第三回広島本大賞を受賞、第17回文化庁メディア芸術祭推薦作に選出。装幀画を多く手掛け、「DJまほうつかい」名義で音楽活動も行うなど、活動は多岐に渡る。